＜今どきの中華料理店＞

２０１６年の春夏展示会が、いよいよスタートし、
昨日は、久しぶりの表参道。
相変わらずの人の多さに圧倒されるが、
初夏の陽ざしに生える緑と
ウィンドー越しに見えるカラフルな色が美しい。
進化し続ける町は、やはり刺激的。
幾つになっても、ワクワクさせてくれるものがある。



さて、美味しくランチ。
取引先の女性スタッフに、聞くに限る。
教えられた場所は、路地を入ったビルの２階。
螺旋階段を上がり、よそ者の我々じゃ、とても気づかない。
７、８人ほどの先客が、メニュー片手に並んでいる。
入店する前に注文。
なるほど、昼時のサラリーマンには時間の配慮。
待たせないのが原則。
中に入ると、何とアッサリした内装。
中華料理店のイメージを覆した。
















お客の大半は、二、三十代。スタッフも若い。動きもキビキビ。
麺類の注文客には、エプロンのサービス。汁が跳ねることを予想しての配慮。












我々が注文した黒酢の酢豚セット。ランチタイムはすべてセット形式。
主菜に副菜一品＋搾菜+味噌汁、そしてご飯ｏｒお粥。












こちらは麻婆茄子のセット。どちらも洗練された味で、美味しい。
皆、カフェ感覚で談笑しながらの食事。美味しい食事に話も弾む。
未だに、老舗の重厚なイメージしか浮かばない私の感覚は、何て貧困かしら。
昼時の最も忙しい時間帯。何がサービスなのかをきちんと捉え、
その無駄のない働きぶりに感心し、清々しさと共に素敵なオーナーの姿勢を感じた時間でした。